おニャン子クラブの頃のアルバムです。「歌うリカちゃん人形」を地で行くぶりっ子な歌い方は評価の分かれるところですが、これはこれで嫌いじゃないです。ソロデビューシングル「涙の茉莉花LOVE」は名曲ですよね。
お汁粉にグラニュー糖を入れたような甘い歌声にクラッとします。その中にあって「青いスタスィオン」はやはり出色の出来でしょう。個人的には「プランタンにボンジュール」や「悲しみのトリスターナ」あたりを再録音したらグッと良くなるように思います。
パリでレコーディングしたアルバムです。前二枚のアルバムと比べると大分落ち着いた感じに仕上がっています。個人的には「愛のImmigration」が一番だと思います。私はこの歌を聴いて河合その子にイミグレーションしました。
アイドルから歌手への転換点と言えるアルバムです。南ヨーロッパの空気を感じさせる歌声が素晴らしいと思います。河合その子「中期」の集大成と呼べる一枚でしょう。ちなみに、「乾いた地図」と「哀愁のカルナバル」が私のお気に入りです。
ベストアルバムです。「涙の茉莉花LOVE」「落葉のクレッシェンド」「青いスタスィオン」はシングルとは別アレンジになっています。
ほかのアルバムから見ると「異色」の一枚です。確かに河合その子らしくない曲が多いですが、寧ろそれが面白いところでもあります。河合その子の歌声がとても美しく、何だかんだ言って結構聴いています。
自作曲も収録され、いよいよ本格的な歌手と呼べることろまでやって来ました。このアルバムではブラコンにも挑戦しています。私が一番好きなのは「淡い紫のブライトライツ」。その子さんの歌声に癒されます。
オリジナルアルバムとしては最後の作品です(今のところ)。全曲河合その子による作曲です。ファーストアルバムの頃とは似ても似つかぬ雰囲気ですが、格好良さの中に時折のぞく可愛らしさが、河合その子という人物の奥深さを感じさせます。
ベストアルバムです。ライブ音源など、貴重な音源も収録されています。「河合その子入門」としては最適ですが、これを買ったあなたは、これだけでは飽き足らないことに気付くでしょう。他のアルバムもきっと欲しくなります。
過去に発表された9枚のアルバムを復刻したCD-BOXです。ボーナストラックとして新たに「発見」されたレア音源も収録されています。ブックレットにはその子さんのインタビューや近影も掲載されています。